住まいの見直しをして身体の状態に合わせた家づくりをしよう

吹き抜け天井の住まいは快適?

住まいの見直しをして身体の状態に合わせた家づくりをしよう 開放感のある住まいを手に入れたいと考えると、天井の高さは高ければ高いほど良いですね。そこでリビングを2階まで吹き抜けにして広い空間を作り出した家があります。天井が高いので全く圧迫感がありませんし、光が多く入ってきますのでいつも明るい状態を作り出すことが出来てとても人気がありました。しかし、この吹き抜けデザインが今ではそれほど人気がなくなってきたのには、得られる開放感以外に「住みにくい」という問題を抱えている方が増えているという事例からです。

天井が高いという事は、エアコンは通常のものでは全く間に合いませんので、200Wの物や、業務用のものを使う必要があります。冬になれば暖房設備が必要ですが、熱は上に逃げてしまいますのでいつも寒い状態になってしまいます。夏暑くて冬に寒いという結果になるのです。それ以外にも高い場所の壁の掃除が不可能で、専門業者を利用しなくてはいけないという不便もあります。この様に、得られるものが開放感だけで、失うものが大変大きいという理由から最近ではあまり吹き抜け天井を設計することがないと言えるのです。良い住まいはその人にとって季節を問うこと無く快適でなくてはいけないのです。

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